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望んでた妊娠を素直に喜べなくても大丈夫!

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わたしは子どもを望んでいたはずなのに、いざ妊娠発覚すると案外手放しで喜べませんでした。
出産を終えた今、当時のことを振り返ってみると妊娠を素直に喜べなかったことは悪いことでもないし、むしろ普通の感覚では?と思います。

少し長くなりますが、妊娠前から出産後に渡る私の心の変化をまとめましたので最後まで見ていただき、少しでも安心材料になってもらえたら嬉しいです!

目次

「いずれ欲しいな」くらいで深く考えていなかった

私は24歳で結婚したのですが(93年生まれです)、周りの友人の中に既婚者はほとんどいませんでした。
まだまだ遊びたい盛りだし、よく友人同士で旅行や飲みに出掛けていたので、結婚前と変わらない生活を送っていたように思います。

25歳を過ぎると徐々に結婚する友人も周りに増えてきて、「子どもはどうする~?」とランチの議題にも上がるようになってきました。

『子どもは今じゃなくていいけれど、いずれは欲しいな。』と今までざっくりとしか考えてこなかったのですが、そろそろ本気で将来のこと考えていかないと…と少し焦りを覚えるようになりました。

子どもは嫌いじゃないしむしろかわいい。でも子供ができたら今までのような悠々自適な生活は送れないし、一人の時間が減るのは少々抵抗がある…

自由が減ることを恐れている間に月日は経ち訪れた2020年。

新型コロナウイルスが到来!!!!ひゃー(°▽°)
最悪な時代の幕開けです…

一気に日常が変化したコロナ禍

海外旅行はもちろんのこと、友人とご飯どころか会うことすらできなくなってしまった。

緊急事態宣言、時差出勤、リモート出勤、zoom飲み会。三密にPCR検査。
今まで聞いたことない単語や事象が毎日繰り返されてうんざりした日々…
もはや私が望んでいた自由や楽しみはありませんでした。

子どもがいたらできなくなること以上に、コロナ禍の方ができないことが増えたんじゃね?

と思い、子ども産むなら今だ!と子供を持つことへの考えがプラスに変わっていきました。

妊娠発覚!エコー写真に感動

生理が来なくなったこの年の夏。妊娠検査薬は陽性反応でした。
喜ばしいことなのに気持ちが浮かない。とにかく不安だったのです。

『自分は親になれるのか?』『我が子を育て上げられるのか?』
一人の人間を育てることへの責任の重さたるや…。

検査薬の1週間後に婦人科へ行き、医師から正式に妊娠していることを伝えられます。

モニターには黒い玉のようなものが映し出されていた。どうやらこの黒い玉は胎嚢といって赤ちゃんが入っている袋らしい。

医師に「妊娠は継続する方向ですか?」と問われ、気づいたら二つ返事で「はい」と答えていました。

実体があることを知った瞬間、なんだかとても感動的で内診台の上で目が少し潤む(笑)
まだまだ不安は払拭できないけれど。

相次ぐ悪阻、マイナートラブル。

妊娠発覚後、水分が十分に取れなかったり、夕方~朝方にかけて胃もたれのような気持ち悪さのある悪阻がありました。
嘔吐も1、2回程度だったので悪阻自体は重くはなかったのですが、何も食べられずに入院する人もいるくらいだから恐ろしい。

お腹が大きくなってくると、寝姿勢がうまく取れないし膀胱も圧迫され頻尿気味になるため寝不足気味。
反り腰になって腰痛や坐骨神経痛といたマイナートラブルも発症。あ、妊娠糖尿病も。

極め付きに肛門に膿がたまる肛門周囲膿瘍(これ激痛、のちに手術もするw)にもなるし、妊娠中はとにかく体のあちこちが痛い…。

よく夫婦でお腹を愛おしそうに撫でたり、胎動を感じると「動いた!」と笑いあうシーンとかドラマで見るじゃないですか。
あんな経験、ほぼ無いに等しかったです(笑)

体の変化に順応することに必死。出産の痛みが未知数でめちゃくちゃ恐怖。
妊娠中は子どものことよりも自分のことばかり考えていました

妊娠中の10か月間でママの自覚や覚悟ができる、とか聞くけれど、私は実感すらなかなか湧いてこない状況だったかもしれません。

ついに出産のとき!!!

里帰り出産のため、故郷に帰りいつでも出産できるよう備える日々。
妊娠後期になると一気にお腹が大きくなり、張りを感じることが増えました。

私は痛みに超超超弱いので無痛分娩を希望していたのですが、私の産院は平日以外は無痛分娩に対応していませんでした。

出産予定日の1週間前におしるしがきて、長期連休中に陣痛がきました。

そうです。無痛分娩ではなく、自然分娩でお産をしたのですw

3日間震えながら陣痛に耐え、叫び倒して助産師さんに泣き言を言ったり…
たくさんの迷惑をお掛けしながらも無事に女の子を出産しました。

出産直後の感想としては「終わった~!痛かった~!眠い~!」(笑)

初めて見るわが子は、宇宙人みたいな見た目でとっても小さい。
カンガルーケアをしたときはポカポカ暖かくかわいいし、安心感と温かさでとっても幸せな気持ちに満たされました。
この世に生まれてきてくれただけで尊く偉い!

私は出産を経てやっと母としての自覚が芽生えたのです。遅!

子育てが始まる

出産の翌日から母子同室になりましたが、初めての赤ちゃんに戸惑いを隠せません。
抱っこの仕方すらわからず、YouTubeで検索(笑)

頻回授乳におむつ替え。
足はパンパンにむくみ腫れあがるし、寝るタイミングを逃したり心身ともにズタボロ…

初めての出来事が一気に舞い込んできてキャパオーバーでしたが、とにかく娘めっちゃ可愛い…!
可愛い娘のためなら寝不足でも頑張れる。母性本能すごい。

あんなに妊娠を喜べなかったり、母としての自覚を10か月間持ててなかった過去があったなんて。と自分が一番びっくりしているかもしれません。

娘は現在2歳になり、意思疎通がしっかりできるほどおしゃべりが上手になり、さらに愛おしさマシマシです。

最後に

妊娠を喜べるようになるタイミングは人それぞれだと思います。

妊娠が分かった瞬間から嬉しい人もいれば、私のように産声を聞いてから母性が湧く人もいるでしょう。

最初は手放しに喜べなくても仕方ないと思います。
子どもを育てることは責任重大だし、ましてや子どもがお腹の中にいるときは母親が守らないといけない。

つわりもあるし、お腹も苦しい。食べ物、飲み物も控えるべきものもあるし…

今後仕事はどうするか?キャリアの心配だってある。

だから妊娠を喜べなくても母親失格だ、と思わないでほしいです

私は出産を経てから、我が子を本当にかわいいと思えるようになりました。

泣き叫んだり暴れたりうるさい!!!と雷が落ちることも多々ありますが…
それも幸せなんだな、と実感します。

子供が成長を見せてくれるたびに、どんどん愛おしさが増していきますよ^^

出産後は子供のことが優先になるので、せめて妊娠中は自分のことも大事にしてあげよう。

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この記事を書いた人

\\2021年3月 ブログ開設//

27歳都内OL 現在産休中。
美容、食べること、aikoが大好き!
妊娠、出産、子育て、趣味など書き留めていく
雑記ブログです***

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