今回は私が経験した妊娠糖尿病について情報共有します。
- 妊娠糖尿病になってしまった
- 糖負荷試験を控えている
- 妊娠糖尿病ではないが、妊娠中の食生活が心配
妊娠糖尿病が発覚!
妊娠糖尿病とは?
妊娠糖尿病とは、妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常です。
公益社団法人日本産科婦人科学会
お母さんが高血糖であると、おなかの中の赤ちゃんも高血糖になり、さまざまな合併症が起こり得ます。
公益社団法人日本産科婦人科学会
・お母さん
妊娠高血圧症候群、羊水量の異常、肩甲難産、網膜症・腎症およびそれらの悪化
・赤ちゃん
流産、形態異常、巨大児、心臓の肥大、低血糖、多血症、電解質異常、黄痘、胎児死亡など
わたしは妊娠初期の頃に受けた血糖値検査では特に問題はありませんでした。
他の検査項目も無事にパスしていたので安心しきっていました。
しかし妊娠25週に受けた血糖値検査で引っかかってしまったのです。
先生曰く、妊娠が進むにつれて血糖が下がりづらくなるので初期は大丈夫でも中期で妊娠糖尿病を発症する人が多いそうです。
インスリンというホルモンが効きづらくなることが主な原因です。
私は病院では初期、中期ともに朝ご飯を食べた状態で血糖を測定しました(随時血糖という)
妊娠糖尿病の検査内容と結果
検査内容
先生から妊娠糖尿病の疑いがあると宣告された2週間後に75gブドウ糖負荷試験を行うことに。
75gブドウ糖負荷試験とは?
私の通っていた病院では前日の8時以降は水以外の飲食は禁止、朝食抜きで受診するように言われました。
採血は以下の流れで行いました。
サイダーみたいな味だよ!
病院電波入らず暇だった(笑)
相変わらず暇
お腹すいた(涙)
朝食抜きで4回の採血は体力的に結構しんどいです。
拘束時間も長いうえ、待ち時間は飲み物の摂取を極力控えるようにと言われました。
検査結果
検査の結果、残念ながら妊娠糖尿病診断でした(T_T)
私が引っかかってしまったのは、ブドウ糖を摂取してから1時間後の数値(3回目の採血)です。
糖負荷試験まですごく食事に気を使っていたので、この結果を聞いてショックでした・・・
糖負荷試験前だけ頑張っても意味がない!日々の積み重ね大事。
先生によると、食事療法だけで大丈夫だろうとのことでした。
次の週に糖尿病内科へ行くことに…
糖尿病内科へ行く
総合病院の産婦人科に通っていたので、同じ病院内の糖尿病内科へかかることになりました。
糖尿病内科ではこのような質問がありました。
・身内に糖尿病の患者はいないか
・過去に糖尿病と診断されたことがあるか
・急激に体重増加したか
私は急激に体重増加しました。つわりが終わった途端、食欲が止まらず1か月に4キロ体重増加した月も…(‘_’)(‘_’)
家族に糖尿病や血糖値が高い人はいないし、過去に私自身糖尿病と診断されたことはなかったので、おそらく妊娠糖尿病になった原因は「急激な体重増加」です。
糖尿病内科の診断内容
糖尿病内科では食事療法で血糖値をコントロールするという指導をされました。
内容はこちら。
- 1日5~6分食にする(分割食)
- 栄養士による食事指導
分割食
私は1日3食でしたが、食後の血糖値がどうしても急激に高くなってしまうため、1回の食事量を減らし食後の血糖値の上昇を抑える分割食を提案されました。
分割食は1度に食べる量を減らすことで血糖値の上昇を緩やかにします。1日にとる食事の合計量は3食の時と同じです。
また栄養士の食事指導を受けるよう言われました。
食事指導は糖尿病内科受診の1週間後で、毎日食べたものをリスト化するように指示をされます。
食事指導
栄養士による食事指導の日まで血糖値が上がりづらい食事を自分なりに調べてリスト化し、食パンはライ麦パンに変更、白米は雑穀米にするなど小さい工夫を重ねました。
また糖質はなるべく控えた方がいいと思い、糖質が少ない食事などをつくるようにしていました。
分割食も職場の人たちの目をかいくぐって工夫しながら食べるようにしていました。
栄養士さんにリストを見せると・・・
もっと穀類(ごはん、パン)を積極的に摂るようにしましょう!
私は栄養士さんの言葉に驚きました!ごはん、パンは血糖値を上げるから避けてきたからです。
糖質は赤ちゃんが成長するために必要な栄養素です。減らしすぎると赤ちゃんの成長に影響が出てしまうこともありますよ。
ご飯、パンは敵!と思い、なるべく控えていたのですが積極的に毎食食べてくださいと言われたのです。
妊娠糖尿病と診断された方は、おそらく私と同じように糖質を減らしたほうがいいと考えがちになりますが、赤ちゃんのためにもその考えは改めるようにしましょう。
栄養士さんから私が1日に摂るべき食品の目安量をいただきました。
とても分かりやすく、この表を参考に分割食を実践しました。
また自分で調べて桑の葉茶を飲むようにしました。
糖の吸収をブロックし血糖値の上昇を抑制に期待できる効果があるそうで、職場にも水筒に入れて持っていくようにしていました。
ほっこりした味で美味しいですし、ノンカフェインなので妊婦さんにもぴったり^^
まとめ
「まさか自分が妊娠糖尿病に!?」と予期せぬ宣告をされましたが、家族の協力を得ながら分割食で血糖値のコントロールに励みました。
またゆっくり無理しない程度の散歩も血糖値のコントロールに有効なので実践。
病院の先生に相談の上、散歩やマタニティヨガ、ストレッチをするのもいいかもしれませんね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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