公文式に2歳9か月だった娘を入れました。
――2歳で公文は早くない?とよく尋ねられます。
結論から言うと、私は2歳で娘を公文に入れて正解だったと思っています。
メリット、デメリットどちらもありますが、うちの場合はメリットの方が大きいと感じています。
入会から半年経ったので、2歳から始める公文のメリット・デメリットを中心にお伝えしていきたいと思います!
体験教室から入会へ!
近所の公文の教室に問い合わせをし、体験教室から始めました。
体験教室は計2回で、娘は算数、国語、英語の3教科を体験し、最終的に算数、国語で入会を決めました。
初めて公文に行ってみて、様々な年齢層の子どもたちが机に向かって熱心にプリントを解いている姿に圧倒されました。
入会して最初の方は落ち着きがなく、教室の中をウロウロしたり、プリントを解いてる最中におしゃべりを始めて脱線することもしばしば( ノД`)
「2歳で公文はやっぱり早かったかー💦」と何度か後悔したこともあります。
しかし周りの子たちが真剣に取り組んでいる様子をみて、「ここは静かに勉強する場」と2歳ながらに把握したのか、徐々に落ち着けるようになり、今では真面目にプリント学習に取り組んでいます。
2歳から始めるメリット・デメリット
メリット
- 勉強習慣がつき集中力アップ
- 鉛筆の3点持ちが上手になる
- 自信が持てるようになる
1.勉強習慣がつき集中力アップ
一番メリットに感じていることは勉強習慣がつくことです。
宿題をすることが毎日の日課になり、机に向かう習慣づけが2歳にして身に付きます。
また教室内で勉強している子から刺激をもらい、自分も集中して頑張ろう!という意識が持てるようになります。
小学校へ入学し、長丁場の授業が始まっても「座る、集中して話をきく、目の前のものに真剣に取り組む」ことにスムーズに対応できることを期待しています。
集中力がアップしていると感じたエピソードを一つあげさせてください。
娘を満3歳児保育で幼稚園に通わせているのですが、先生から「お絵描きや制作でとても集中して取り組む姿が印象的」という言葉をいただいたのです。
これもきっと公文のおかげではないでしょうか?
元々の性格は天真爛漫で動くのが大好きな子ですが、鉛筆を持つと目の前のことに集中することが無意識にできるようになっていることが最近の嬉しい変化です。
2.鉛筆の三点持ちが上手になる
2歳の子はクレヨンをグーの手で持つ印象がありますが、娘は正しい鉛筆の持ち方ができます。
公文では運筆の力をつける「ズンズン」という教材を通して正しい鉛筆の持ち方が身に付きます。
ズンズンはまず直線を引くことから始まり、徐々にうねうねした線や円に発展していきます。
ズンズンのプリントはかわいいイラストがたくさんで、物語性があるので楽しく鉛筆を使う訓練ができます。
また三点持ちができるようになることで「しつけ箸」も少し教えただけで自分で持ち、小さいものを器用に挟むこともできるようになるといった思いがけない副産物がありました!
鉛筆や箸は間違った持ち方のクセがつくとなかなか治すのに苦労するので、小さいうちから正しい持ち方を自然にマスターできたことは大きなメリットと言えるでしょう。
三点持ちを補助するくもん出版の鉛筆ともちかたサポーターがオススメです
鉛筆の芯が一度も折れたことがないのですごくいい商品です。
もちかたサポーターは人差し指を添えるだけで綺麗な持ち方を手助けしてくれます。言葉で理解しにくい年齢の子には感覚で覚えさせるのがよさそう!
3.自信が持てるようになる
公文では先取り学習に力を入れています。
私が小学1年生の頃にお友達が公文へ通っていましたが、すでに掛け算や割り算をマスターしていました。
授業でも積極的に挙手をしたりテストはいつも満点で自信に満ち溢れていた様子を鮮明に覚えています。
このように先取りできると進研ゼミ現象(※元ネタ知らない人は調べてみてくださいw)が起こります。
「これ前に公文でやったからわかる、できる!」と人より一歩リードできる。
ほかの子より優位性があると自覚することで大きな自信につながると思うのです。
デメリット
- 親も公文の時間を割かなければならない
- 月謝が高い
1.親も公文の時間を割かなければならない
2歳からの公文は特に親の手助けが必要不可欠です。
小学生の子は一人で教室まで通えるし宿題もできますが、未就学児の子はそうはいきません。
送り迎えはもちろん、宿題も親が付きっきりになります。
公文は週2回あるので、送り迎えは他の習い事をしていたりすると結構大変かもしれません。
宿題に関しては、親も一緒にやります。声掛けがとても大切です。
「上手にできたね」「よくわかったね」「もうちょっとで終わりだよ」この言葉で子供はがぜんやる気が出てきます。
しかし何度も同じプリントをやるので親は結構飽きてしまい疲弊してしまうこともしばしば…。
地味にプリントを剥がす、裏返す作業も正直面倒なものです。親の根気強さが求められます。
2.月謝が高い
公文は月謝がそこそこするな、という印象。
入会金はかかりませんが月謝は幼児・小学生の場合1教科7,150円(東京神奈川は7,700円)です。
教科を増やすと結構痛い出費だなぁ。と正直思ったりもしますが、自分たちでこれだけの教材を用意することはできませんし、月謝分の成長がわかるので妥当ではないでしょうか。
まとめ
計算が得意になってほしい!という理由で公文に入れました。
私は計算が苦手で、社会人になって恥をかくこともあり( ^ω^)・・・
自分のようになってほしくないというエゴもあるし、計算ができると人生得すると思ったからです。
正直2歳で公文を始めると、デメリットでお話ししたとおり親のサポートが必要不可欠です。
鉛筆を削ってあげる、プリントを剥がし、一緒に勉強する…小さなことだけど、毎日宿題があるのでチリツモで結構めんどくさい。
そして何度も同じ箇所を間違えたりするとイライラすることも当然あります。
しかし本人は公文へ行くのを楽しんでいますし、実際に勉強面ではもちろん、それ以外でも成長を感じるシーンがとても多いのでサポートし甲斐があります。新しい教材に進むと嬉しさもひとしおですよ。
4人のお子さんを全員東大理Ⅲ合格へ導いた佐藤ママをご存じですか?佐藤ママもお子さん4人を2歳までに公文へ入れていらっしゃいます。公文の早期教育は、子供の苦手や傾向を早めに把握できる、小学校にスムーズに移行できると佐藤ママが仰っているのを目にしました。結果を残されている方なのでとても信用性が高い言葉ですので私もそうであると信じています。
将来公文へ入れたことが少しでもプラスになればいいな。私たち親も一生懸命娘をアシストできるように一緒に頑張っていきたいと願う今日この頃です。
最後までご覧いただきありがとうございました。